- 生ゴミのいや〜な臭いが気になる
- 生ゴミに虫がわいて気持ち悪い
- 一人暮らしの生ごみ処理はどうすればいい?
1R・1K・1LDKに住むことが多い一人暮らし。お部屋に臭いが充満しやすいため、生ごみは快適な生活の大敵です。
特に気温や湿度が高くなる夏場は気になる方も少なくないでしょう。
この記事では、実体験も踏まえて一人暮らしの生ゴミ処理について解説します。
生ゴミ臭や虫(コバエ)の原因は?
生ゴミを放置すると臭くなったりコバエなどの虫が湧いたりする原因は生ゴミの水分です。
生ゴミ臭のもとである雑菌や、コバエやゴキブリといった虫は、下記のような環境で活発に繁殖します。
- 気温が高い
- 湿度が高い(=水分が多い)
夏になると生ゴミ臭が強くなったり虫が湧きやすくなったりするのは、水分が多いうえに気温が高くなり、雑菌や虫の繁殖に最適な環境になるためです。
よって、高温多湿を避けることで生ゴミ臭やコバエを防ぐことが可能です。下記で具体的な方法をご紹介します。
【いや〜な臭いを防ぐ】一人暮らしの生ゴミ処理方法7選
一人暮らしで生ゴミ臭を防ぐには次の7つの方法があります。
- 冷凍庫に入れる
- 新聞紙に包む
- 重曹をかける
- ベランダで乾燥させる
- 防臭ゴミ袋に入れる
- 防臭ゴミ箱に入れる
- 生ゴミ乾燥機を使う
それぞれにメリット・デメリットがあり、一概にどれが良いとは言えません。
1つずつ解説します。あなたの生活スタイルに合った方法を選んでください。
一人暮らしの生ゴミ処理1:冷凍庫に入れる
鉄板ですが、生ゴミを袋に入れて密封しゴミの日まで冷凍庫方法で保管する方法は臭い対策としてバッチリです。
温度がかなり低く湿気も少なめな冷凍庫内は夏場でも雑菌が繁殖しづらい環境です。また袋に入れて密封しておけば臭いが漏れる心配もありません。
懸念点としては、冷凍庫のサイズ・中身や生ゴミの量によっては入りきらない可能性もあること。その場合は他の方法で生ゴミを処理することになります。
一人暮らしの生ゴミ処理2:新聞紙で包む
生ゴミを新聞紙で包んで捨てるだけでも防臭が期待できます。
新聞紙が湿気を吸い取ってくれるため生ゴミが乾燥。さらに新聞紙に使われているインクには消臭効果があるため、雑菌が繁殖しても臭いを消してくれます。
ただし特に夏場は、新聞紙で包んだだけでは臭いを防ぎきれないかもしれません。そのままゴミ箱に入れると生ゴミ臭が漂ってきてしまう場合も。
新聞紙で包んでから袋に入れて口を縛っておくと安心です。
一人暮らしの生ゴミ処理3:重曹をかける
重曹をかけることで生ゴミの消臭が可能です。一人暮らしの味方として有名な重曹には消臭効果もあります。
粉のままでも、自分で重曹を水に溶かしてスプレーを作っても、売っている消臭スプレーでも、どれでも大丈夫です。
粉のまま使う | ポリ袋に生ゴミと重曹小さじ1杯ほどを入れて口を閉じ、混ざるようにふる。 |
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水に溶かして使う | 水100mLに重曹小さじ1杯を溶かす。100均などのスプレーボトルに入れて生ゴミ全体に吹きかける。 |
市販のスプレーを使う | 生ゴミ全体に吹きかける。 |
市販のスプレーには重曹以外の消臭成分が含まれている場合も。自分でやってみて上手くいかなければ買ってみてもいいかもしれません。
おすすめの消臭スプレーはこちら↓元々はワンちゃん用のスプレーなのでキッチン周りでも安心して使えました。
一人暮らしの生ゴミ処理4:ベランダで乾燥させる
風通しのいいベランダで乾燥させるのも生ゴミ臭を防ぐ方法の1つです。洗濯物と同じように、生ゴミも室内に置いておくよりベランダに干すほうがよく乾きます。
生ごみをベランダに干す場合は次のポイントを意識しましょう。
- メッシュの袋に入れて干す
…風通しをよくして乾きやすくする - 地面から離す
…地面と触れている部分が乾きづらくなる - 直射日光を避ける
…日が当たると温度が上がってしまう
生ゴミを入れるメッシュの袋は三角コーナー用の水切りネットなどでOKです。
ただし上手に乾燥させられず臭いが出るとご近所トラブルの原因になるので注意しましょう。生ゴミ用のゴミ箱をベランダに置くのは臭いが出やすく避けたほうが無難です。
一人暮らしの生ゴミ処理5:防臭のゴミ袋に入れる
生ゴミ処理に時間を使うのがめんどくさい!と思えば防臭効果のある専用の袋に入れてしまうのも手です。
最近では生ゴミ・ペットのうんち・おむつなどを捨てるための防臭袋がたくさん販売されています。実際私も生ゴミを捨てる際に使ってますが、臭いは気になりません。
私が使っているこちら↓は90枚で1000円なので毎日使い捨てても1年で4000円ほど。個人的にはコスパ良いのでおすすめです。
一人暮らしの生ゴミ処理6:防臭のゴミ箱に入れる
ゴミ袋と同様、防臭効果がなされたゴミ箱もめんどくさがりな一人暮らしの方におすすめの生ゴミ処理方法です。
パッキンで密閉して臭いが漏れないようにしてあるゴミ箱もあり、簡単に生ゴミ臭を抑えられます。
ただし注意点も。ゴミ箱に入れるだけだと開閉のたびに生ゴミの臭いが漏れてしまうため、ゴミ箱単体では完全に臭いを消すことはできません。
ゴミ袋に入れた生ゴミを二重で密閉する意味でゴミ箱に入れる、といった使い方がおすすめです。
一人暮らしの生ゴミ処理7:生ゴミ処理機を使う
「いろんな方法を試したけど、どうしても生ゴミ臭が消えない!」という方には家庭用の生ゴミ処理機がおすすめです。
コンポスト式と乾燥式がありますが、コンポスト式は臭いが出るため一人暮らしではNG。お値段は高いものの乾燥式の生ゴミ処理機にしましょう。
※再生すると音が出ます
乾燥させると生ゴミ臭が消えるだけでなく、サイズが小さくなって捨てやすくなります。
このloofen(ルーフェン)という生ゴミ処理機がおすすめです。私も初め6万円って知ってびっくりしましたが、他の有名な商品は10万円前後するためこれでもお買い得(?)でした。
(もちろん、高いことには変わりないのですが…)
▼参考記事
【一人暮らし向け】生ごみ処理機おすすめ8選|2023年徹底比較版
一人暮らしの生ゴミ処理で気をつけたいポイント
一人暮らしで生ゴミを処理するとき、次の3つのポイントに気をつけると嫌な臭いを減らせます。
- ゴミの日に忘れず捨てる
- 生ゴミの水分を切る
- 三角コーナーを使わない
3つだけなので、できれば今日から実践しましょう。
可燃ゴミの日に忘れず捨てる
可燃ゴミの日が来たら毎回忘れずに生ゴミを捨ててください。
先ほどご紹介した生ゴミ処理方法を行っても、完全に雑菌を消せるわけではありません。捨てるまでの時間が長くなるほど雑菌が繁殖し、臭いも強くなってしまいます。
できるだけ溜め込まずに可燃ゴミの日が来たら捨てるようにしましょう。
マンションなどの集合住宅で、24時間ゴミ出しOKなら毎日捨てたいところです。仕事や買い物のついでに捨てればそこまで面倒ではありません。
生ゴミの水分を切る
生ゴミはゴミ袋に入れる前に水分を切って乾燥させましょう。
濡れている生ゴミをギュッと絞るだけでも全然違います(汁が気になる方は手袋を使ってください)。先ほどご紹介した新聞紙や生ゴミ処理機などの方法もおすすめです。
また野菜を料理に使う場合は、洗ってから皮を剥くのではなく、皮を剥いてから洗うと生ゴミの水分が少なくなります。
三角コーナーを使わない
三角コーナーは雑菌の温床になりやすいので使わないようにしてください。
長い時間生ゴミが入っていて常に濡れている三角コーナーは雑菌にとって絶好の繁殖場所です。シンク周りは湿気が多いため乾燥させるのも難しいです。
三角コーナーを毎日洗って乾かしている方であれば問題ありません。ですが、それ以外の方は使用を避けると生ゴミ臭を防げます。
生ゴミを一度ゴミ袋以外の何かに入れておきたい、という方はチラシなどで簡易ゴミ箱(みかんを入れるアレです)を作るのがおすすめです。
一人暮らしの生ゴミ処理についてのよくある疑問
最後に、一人暮らしの生ゴミ処理に関するよくある質問にお答えします。
一人暮らしで生ゴミを捨てる頻度は?毎日?
三角コーナーや紙のゴミ箱に溜まった生ごみは、毎日捨てましょう。
そのままにしておくと生ゴミ臭やコバエの原因になります。面倒ではありますが次の日まで放っておかず、毎日捨てるようにしてください。
生ゴミをベランダに置いても大丈夫?
生ゴミはベランダに置かないほうが無難です。
理由はご近所トラブルの原因になる可能性があるため。ニオイやコバエが発生して周りの住人が迷惑に感じたら、大家さんや管理会社に通報されてしまうかもしれません。
どうしてもベランダに置くしかない場合は、メッシュの袋に入れて乾燥させる・重曹を吹きかけるなどの対策をしましょう。
ごみの日に生ゴミが捨てるほど溜まっていないときはどうする?
ニオイや虫のことを考えると、ゴミ袋がいっぱいになっていなくても生ゴミがあれば捨ててしまいたいところです。
しかし一人暮らしでゴミの日ごとにゴミ袋がいっぱいになることは少ないですし、スカスカのまま捨てるのはもったいなく感じます。したがって基本的には冷蔵庫(冷凍庫)やベランダで保管し、燃えるゴミの日に、ゴミ袋がいっぱいになりそうであればまとめて捨てるといった方法もあります。
生ゴミ臭を解決して快適な一人暮らしを送ろう【まとめ】
この記事では一人暮らしの生ゴミ処理について紹介しました。
改めてまとめると、一人暮らしの生ゴミ処理には次の7つの方法があります。
- 冷凍庫に入れる
- 新聞紙に包む
- 重曹をかける
- ベランダで乾燥させる
- 防臭ゴミ袋に入れる
- 防臭ゴミ箱に入れる
- 生ゴミ乾燥機を使う
一人暮らしをするうえで生ゴミ問題はなくなりません。生活スタイルに合った処理方法を見つけて、生ゴミと上手に付き合っていってください。
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