「最近一人暮らしを始めたけど、水道水がまずすぎる…」と思っていませんか?
特に地方から都会に引っ越した方にとっては、最初の壁と言っても過言ではありません。
実際筆者も、(自称)日本一水道水がおいしい県である富山県から東京に引っ越してきたため、あまりの水道水のおいしくなさに驚きました。
そこで今回は、一人暮らしの飲み水事情についてご説明いたします。
良い一人暮らしライフの参考になれば幸いです。
一人暮らしの飲み水の選択肢
一人暮らしに限らずですが、水道水をそのまま飲まない場合、飲み水の選択肢はあまり多くはありません。
おおよそ、
- 浄水器
- ペットボトルのミネラルウォーター
- ウォーターサーバー
- スーパーでボトルにもらえる水
の4つのうちのどれかです。
それぞれ、コストやメリット・デメリットをご説明していきます。
浄水器
浄水器は名前の通り、水道水を浄化するための器具です。
浄水器の国内の普及率は2017年時点で36%を超えています。
水をきれいにする方法によって、
- 蛇口直結型
- 据え置き型
- ピッチャー型
の3つに大きく分かれていますが、今回は、浄水器を使うのが初めて方におすすめの蛇口直結型と仮定して説明します。
蛇口直結型の浄水器のコストは、1年でおよそ12,000円ほどです。
浄水器自体が約4,000円、約4か月に1回交換するカートリッジが4,000円なので、初年も2年目以降もおおよそ費用は変わりません。
浄水器のメリット
浄水器のメリットは、一度設置してしまえば、蛇口をひねるだけでいつでも飲み水を確保できるようになる、という点です。
4,5か月に1回ほどカートリッジを交換する必要はありますが、他の方法とは異なり、日々のメンテナンスやごみの処理は不要になります。
自宅の水道の蛇口をひねるだけで、いつでもおいしい水が飲めるようになれば、かなり便利ですよね。
浄水器のデメリット
浄水器のデメリットは、効果が薄い可能性がある、という点です。
1台10万円以上して場所も大きくとるような浄水器であれば効果も大きいですが、少なくとも一人暮らし向きではありません。
最もメジャーな蛇口直結型のものでも最近はかなりの効果が期待できますが、敏感な方は水道水っぽさを感じることもあります。
可能な限り水道水感をなくしたい、という方にはあまりおすすめできません。
ペットボトルのミネラルウォーター
ミネラルウォーターを買いだめして、1本ずつ飲んでいくのが、筆者の一番のおすすめです。
豊富な種類があるので、自分の好きなお水を選んでください。個人的な推しはクリスタルガイザーです。
できれば、2Lよりも500mL。
2Lだと、コップを使って飲むのは面倒だし、かといって口をつけて飲めば雑菌が繁殖してしまいます。また、500mLにしておけば外に持っていくことも可能です。
飲む量にもよりますが、筆者の場合1年間で37,000円ほどのコストになっています。
ミネラルウォーターのメリット
ミネラルウォーターのメリットは、とにかくおいしいお水を飲めることです。
いろんなミネラルウォーターから、自分の好きなものを好きに買って飲むため、まずい水を我慢して飲む必要は完全になくなります。
また、冷蔵庫に入れて冷やしておけるので、暑い夏でも、常にキンキンに冷えた状態でみすを飲むことができます。
普段2Lで買う方でも、夏だけは500mLでも買っておくと便利です。
また、通販で買えば、スーパーから重い水をわざわざ運んでくる必要もありません。
ミネラルウォーターのデメリット
ミネラルウォーターを飲み水とすることのデメリットは、ペットボトルのごみがかなり出てしまうことです。
大したことないように思えるかもしれませんが、500mLを1日2本飲むとしても、1週間で14本になります。
狙っていたごみの日を逃すと、部屋の中にかなりの量のペットボトルがたまってしまうこともあります。
きちんとごみを出すことがあまり得意でない方は、一応気を付けておいたほうが良いかもしれません。
ウォーターサーバー
一般家庭で使用されているイメージはあまりないかもしれませんが、ウォーターサーバーも意外とおすすめです。
コスモウォーターなら、サーバー代などがかからないため、かかるコストは、お水代だけで済みます。
毎日、朝夜コップ2杯ずつ飲むとして、1年でおよそ45,000円。
高いイメージもあるウォーターサーバーですが、意外とそれほど高くないことがおわかりいただけるかと思います。
ウォーターサーバーのメリット
ウォーターサーバーを使うことの最も大きなメリットは、冷水と温水をいつでも飲める点です。
ペットボトルのお水を買う場合、冷蔵庫に入れておけば冷水はいつでも飲むことができますが、温水はわざわざ温めなければいけません。
特に、体の冷えが気になる女性にとっては、いつでも温かいお水を飲むことができるという点は、かなり魅力的ですよね。
冷水と温水の使い分けをしたいという方は、ウォーターサーバーがおすすめです。
ウォーターサーバーのデメリット
ウォーターサーバーのデメリットは、サーバーを置くのにある程度のスペースが必要という点です。
広い部屋に住んでいる場合は問題ありませんが、一人暮らしであれば、サーバーを置くとかなり窮屈になってしまうことも少なくありません。
邪魔にならない大きさのものを選ばなければ、逆に生活が不便になってしまうこともありえるので、ご注意ください。
スーパーでボトルにもらえる水
スーパーにいくと、たいてい専用ボトルがあれば無料でもらえる水があります。
利用している人もちらほら見かけますが、飲用水としてはあまりおすすめできません。
なぜなら、スーパーでもらえる水は、ミネラルウォーターではなく、ろ過水だからです。
水道水を浄水器を使ってろ過した水が出てきているだけのため、おいしさで言うとミネラルウォーターなどには劣ります。また、塩素などが抜かれているので、日持ちしません。
浄水器を家庭の蛇口に取り付けるほうがおすすめです。
しかし、飲用水ではなく、水槽などの水の入れ替えに使うのであれば、カルキ抜きの手間が不要になるため便利に使うことができます。
一人暮らしの飲み水まとめ
今回は、一人暮らしの飲用水について、
- 浄水器
- ミネラルウォーター
- ウォーターサーバー
- スーパーでもらえる水
の4種類ご紹介しました。
繰り返すと、一番おすすめなのはミネラルウォーターです。特にクリスタルガイザー。
家のスペースに余裕がある方は、ウォーターサーバーもアリかもしれません。
おいしい飲み水を確保して、良い一人暮らしライフを送ってください!
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